研究協力のお願い
森山リハビリテーションクリニックでは、下記の臨床研究(学術研究)を行います。研究目的や研究方法は以下の通りです。この掲示などによるお知らせの後、臨床情報の研究使用を許可しない旨のご連絡がない場合においては、ご同意をいただいたものとして実施されます。皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
この研究への参加を希望されない場合、また、研究に関するご質問は問い合わせ先へ電話等にてご連絡ください。
咀嚼チェックガムの新基準の咀嚼回数の妥当性に関する研究
1.研究の対象および研究対象期間
2014年12月~2015年8月に入院され、研究目的に咀嚼力判定ガムの検査を受けられた方。
2.研究目的・方法
【はじめに】
しっかり咀嚼できると緑色のガムが赤色に変わる「咀嚼力判定ガム」(キシリトール、ロッテ)は120秒間の咀嚼で判定しており、2014年12月~2015年8月の私たちの研究でも当時の基準である120秒間咀嚼で判定していた。2016年10月に「咀嚼チェックガム」に名称変更した際に、咀嚼回数60回(1秒に1回を想定)での判定に基準が変更された。判定時間が短縮され、簡便に使用しやすくなったと考えられるが、判定法変更に関したデータは公表されていない。
【目的】
「常食相当を咀嚼できるか否か」を判定するのに旧基準(120秒間咀嚼)と新基準(60回咀嚼)で、予測力に差があるのか否かを確認したい。
【方法】
先行研究では60秒咀嚼後のガムの色(a*値)も測定していた。そのデータを用いて「ガムの赤色の度合い(a*値)」を説明変数、「5種類の常食相当の食材を咀嚼できるか否か」を結果変数としたロジスティック回帰分析をおこない、60秒咀嚼を60回咀嚼と読み替え、120秒咀嚼と比較する。
3.研究に用いる試料・情報の種類
嚥下力判定ガムの検査結果、ごはん・豚肉生姜焼きなどを噛み砕いた際のデータ、年齢、咬合状態、基礎疾患、嚥下スクリーニング検査
4.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
所属:森山リハビリテーションクリニック 研究責任者:和田真一
住所:東京都品川区西中延1-11-17 電話番号:03-6426-7318