昭和21年、先代の父森山清が森山医院を設立し70年を迎えます。
時代と共に社会情勢も大きく変遷しています。特にこれからの医療は、基幹病院、介護福祉との連携が益々重要になります。患者さんを中心に地域全体の連携は、直接地域医療に関わる我々の大きな使命だと考えています。
平成2年完全に医院を継承し生まれ育った地に医師として戻り、患者さん・ご家族の方々から多くの事を学び育てていただいております。町会の会合や地域の集まりにもお声を掛けていただくなど、直接皆様の声を聴き実感として考えさせていただける事は大変ありがたいことです。
父が敬愛していた松尾芭蕉の言葉に、「不易流行」があります。時代に合わせ変わり対応しなくてはならない事と、時代が変化しても変わってはいけないものがある事です。
医療従事者として変わってはいけないものは法人理念としても掲げ、私共々スタッフ一同がチーム医療の充実に努め、安定した医療の提供が行えるよう日々学んで参りたいと思います。